3CE祭り第4弾です。わっしょい。
そしてまたまたリップなのですが、MATTE LIP COLORの最近発売シリーズの中から選びました。
3CE MATTE LIP COLOR #229 DRY TANGERINE
変わらないシンプルなスタイリッシュさ。ちなみに元々好みの範囲が広いので絶対にパケはシンプルじゃなきゃダメ派ではありません。
クレ・ド・ポーの2019ホリデーみたいな華全開の写実寄りデザインも決して嫌いではないですが、私の場合は好きか嫌いの別れ目は「世界観に洗練が見られるか否か」のようです。クレドのホリデーデザインは現代の和美人画のような世界観狙ったのは斬新だなあと思ったものの、男性向け劇画風タッチの漫画とか江戸の春画のような「野暮ったさ、コスメの色とイロをすぐ掛け言葉にしがちな下種な偽物インテリ思想」も感じてしまってイマイチ世界観に乗っかりたいと思えなかったのが買わない要因です。ああいうのはナンチャッテ日本大好きガイジンさんが買えばいいのでは。前の美人画出てこなくて花鳥風月の世界観の方が良かったなあ。
この四角のリップパケもデスクやトイレでコロコロ落ちていかないんで好きです。
ところで今回の229番は公式の日本店舗にはまだ置いてなくて、ネット店のみの取り扱いのようでした。ただもうこのオレンジシリーズが見た目良すぎて久々のパケ買いです。ちなみに発送はちっと遅く、けっこう待ちました。
スウォッチ。
MATTE LIPが商品名なのでつけてもマットです。そらそうだ。
前回購入したICING CORALと比べるとICING CORALの方がクリームが柔らかく色も明るめですね。229はドライタンジェリンって名前のとおり秋ぽさ、深みがあります。下地無しでつけると相当マットです。縦皺通り越して唇の皮向けが目立ってしまう。しかしそれを補って有り余る独特のこの暗めオレンジの発色！
私の唇でも見たまま発色してくれて良い意味で女度を引き算してくれます。とても色は良い。色は。でもやはりめっちゃくっちゃドマットで塗りムラが酷い。私のリップケアが悪いせいかもですがムラになります。そして色の落ち方がちと汚い。飲み物を飲むとカップに色が移ってしまい、そこから色剥げてるようで鏡で見て落ち方にビックリ、みたいなことがあります。リップ下地も相性があるようで愛用しているレブロンシュガースクラブでも皮向けをセーブできません。いまは1度ボビイのクリアグロスをポンポンのせてして上に塗ってますが、ツヤめいてしまってもともとのソフトフォーカスマットの良さが出てこないのが使いこなす中での悩みです。
3枚目は素の色の良さは殺してしまうけどもマットさはそこそこ救われる、資生堂ルージュピコとの重ね塗りです。重ねてる色はしょこらです。これはこれで良い色ですがちょっと女度が上がってしまう。マットリップについては色重ねるとかではなく唇そのもの、通常の保湿とリップケアが大事なんだなあと中々考えさせられるアイテムでした。しかし色は本当に好みなので通年使う予定です。
