【コスメ】性懲りもなく再生される、合わなかったリップたち(手作りリップ)

合わないリップは、売るより再生させた方が早いし有用。
今回はそういうお話です。

 

用意するもの。
①シアバター
②ミツロウ
キャンデリラワックス
④お好みのオイル(私は適当にホホバとか家にあるもの使いました)
⑤二酸化チタン(日焼け効果狙い)
⑥クリアのリップクリームケース
⑦もう飽きたリップ、合わなかったリップたち

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レシピは検索すれば色々あるとして、作成時に自分なりの注意点をいくつか。
ミツロウは湯煎でも溶かしにくい、オイルは数的入れないと出来上がりのテクスチャが硬すぎる、グロスは300Wで30秒小分けに注意深くじっくりとレンチンして中身を取り出すべし、二酸化チタンはほんの少しでもいれると白濁りする、似合わなかったリップはオイルやシアバターで透過性を操れ。


そうして出来上がったのがこちらです。
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香料オイル入れ忘れるとほのかにキャンデリラワックス臭がしますよ。
PPリップケースは通販で25個くらい買えるので1度作って硬さ失敗したものを入れ直したりできるのが良し。
ただし口径が大きめなので唇の端っこが塗りづらいです。肌あたりもそんな良くない。細身白ケースのほうが塗りやすいかな。
更に底から繰り出し式なので必ず満タン入れなきゃダメっていうこともありません。あくまで残リップの消費なので半分くらいの液量しかなくても全然大丈夫。(自分用の場合)

スウォッチしてみました。
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見た目がパキッとしたカラーになりますが、オイルやラメ入りリップで透過性を調整してるので実際つけてもベタっとマットにはしていません。
赤は昨年の青ラメ配合のレシピに更に滑らかさを加え、理想の透け具合になりました。
2番目のこういうオレンジベージュは似合うとか似合わないとかでなく、好きなので。ピンクとオレンジベージュはUV効果欲しいと二酸化チタンいれたら1トーンも2トーンも白味が入ってしまい最初ビビりましたが最終的にはなんとかうまくいきました。
ベージュはまだまだ色々なトーンで作成したいです。
余ったティントリップを使いましたが、色持ちはもしかしたらあまりしないかもしれません。オイルはビタミンEオイル入れてしまうと唇が日焼けしちゃうかもしれません。ホホバ系キャリアオイルが無難?ミツロウ多めに入れたら「口紅」って質感の硬さになります。
時間的には慣れれば1時間もあれば5本作れちゃうんですが、1回に3本くらいが色出しの感性的に良さそうです。5本めになると「どんな色がいいっけ?」と目的がボヤけます。余った消費・手持ち掃除のためなのか、自分にピッタリの色出しを作りたいからなのか。この辺は「なりたい自分」があるかないか次第でしょうか。

最後に、原材料素材はやっぱり生活の木がモノが断然良いです。原材料の質の良し悪しは未知数不勉強な所がありますが、においやド素人ど下手くそ工程をカバーできる使いやすさで言えば生活の木がお値段分ちゃんとあるかと思います。