コスメ関係で今年一番変わった事といえばメイク方法かもしれません。
グリセリンフリーを始めてから2年ほど、めっきりパウダーファンデーションを購入しなくなりましたが新たに「下地を買わなくなるかもしれないターニングポイント」を迎えることになるかもしれません。このアイテムによって。
NYX コンシール コレクト コントゥアーパレットA 04番
台湾発送は結構かかりますね！それでも気になって仕方なかったので待ちに待ちまくりました。先に買っちゃったQIBESTのカラーコンシーラーに全く期待していなかったのでこちらのNYXが到着遅いことにハラハラするかもしれないところ、意外とQIBESTが活躍してしまい遅い到着をゆったり待つことができました。
ちなみにメイドイン台湾でした。
中身とスウォッチです。NYXは6色です。ブラウン以外はQIBESTと同じ配色の組み合わせですが微妙に色出しは違います。特にパープル、NYXはくすんだ薄めのパープルでした。クリームの硬さと塗り心地も違いまして、NYXは気持ち柔らかめのコンシーラークリームで塗りやすいです。クマ隠し力はなんとQIBSETの方が良く、NYXでも隠れますが薄付きです。ワンコインなのにQIBESTは恐ろしい子。
で、NYXの使い所はどこがよいかというと、まずまぶた。まぶたの下地にイエローやパープルを使うと異常に皮膚が滑らかに整ってアイシャドウがきれいにグラデーションします。発色が良くなるというよりアイシャドウが粉っぽくならずに整う感じです。安物アイシャドウも一気に格が上がってしまう。これは衝撃でした。今までクリームアイシャドウやベースアイシャドウでアイメイクが上手くいった事がなかったので諦めていたのに、NYXを下地に塗ると今風の（ちょっと韓国風でもあるけど）きれいなくすみ発色な目に。特にびっくりしたのが中間色がまろやかな色合いになってアイホールの陰影がきれいに見えたこと。まぶたに仕込めば微妙に淡い色にできるようで、締め色の消費量を上げる事ができそうで嬉しい効果でした。
あと使い所としてはリップを塗る前の唇の下地や輪郭部分の調整です。オレンジとピンクとイエローをちょいちょい混ぜながら唇を1度塗って上から濃い色のリップをつけるときれいなグラデーションリップができました。グラデーションリップって難易度高くて無理じゃないかと思ってましたがリップ2本で作るより私の場合は何故かNYXパレットで下地作ってボカした方がきれいに色が乗りました。
そしてQIBESTにはなくてNYXにはついているブラウン。こいつがほんといい仕事しやがりまして、まず鼻のサイドをコントゥアリングするのにめちゃくちゃ色合いが良い。指でスッスッと鼻筋両サイドつけるだけで立体感があなたのものに。チークベースとしても使えます。どういう理屈か、恐らくグリセリンフリーで肌が乾燥気味なのでNYXコントゥアクリームの油分が私にちょうど良く合ってるのだろう思ってますがそれにしても肌トーンにしっくり来すぎてびっくりするじゃないか。
この冬、私は化粧工程の中で下地を止めるかもしれない。てかもうやめてる（肌呼吸できなくなりそうで）なんだかんだ毛穴問題については結局はゲラン様の粉に頼りきりなのでメイク法が変わった云々よりゲラン様がすごいていうオチだけども、下地→パウダーファンデーションの工程とカラーコンシーラー→クッションorリキッドファンデーションの工程では随分とその後のカラーメイクが違うものになるなと実感してます。
引き算だいじ！
今年の締めとして皆さまに贈る言葉はこれでしょうか。
来年のコスメ初めはだいたい決まっておりまして、そろそろカラバリとテクスチャ共にいい感じに育ってきた3CE祭りを行いたいなと思っています。
