【コスメ】ロレアルパリ カールラガーフェルド アイシャドウパレット 01 やはり名前は無くても?

前回「アカリップはあかりんが一番要らない子だったんじゃないか」説を唱えておりましたが、今回もまた「ロレアルパリのアイシャドウパレットはラガーフェルドが一番要らない子だったんじゃないか」という説になります。
 
ロレアルパリ カールラガーフェルド アイシャドウパレット01
※01番と言いながら、02番のパレットはありません。
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故・ラガーフェルド氏のサインが入ったオトナなパッケージ。黒×ダークグレーのストライプ、オシャレです。好きな配色デザイン。鏡がついてないので16色パレットなのにすごく軽量です。軽い。ここで早くも問題が。パレットがすごく開けづらい。パカっと開かない。重いんじゃないか、想像よりデカいんじゃないか、など色々と考えていましたが、まさか開けづらいとは。これは盲点でした。サイドに爪を立てて「えいやっ」と開けるとちゃんと開きます。大きさは想像よりむしろ小さいくらいでした。10cm×10cmの正方形、17gです。サイズで重量と大きさ共にギリギリ、ポーチに持ち歩き可能です。
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そんな開けづらさもありつつ、オープン。はい、素敵。
公式サイトそのまま・想像通りの素敵さです。「明日は、今日と真逆のことを考えているかもしれない」このフレーズ、ラガーフェルド氏は女性だったんじゃなないんですかね。そうですよ、今日はブラウンな気分でも明日はピンクがいい!と言い出したい。
このパレットが最高にグッと来るのは、タテヨコナナメどこから展開しても、2色でも3色でも4色でも5色でも、ちゃんと「パレット色」として成立しているところです。エレガンスでもフェミニン でもロックシックでも、ちゃんとアイメイクできます。自分好みの色数と組み合わせでカラーパターンが無限大。オンライン予約して本当によかった。

次に16色、どどんとスウォッチしてみました。
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まず上2段から。もうまじで捨て色が無い。
粉質はシマーで多色ラメが入っています。CとEがラメ控えめでマット寄りです。全体的に薄付きですが、発色は良いです。ベースにも涙袋にも使えそうな色。
AとFは見た目が似てますがAはピンク寄りでFがピーチ寄りの発色です。個人的にはGとHがかなりツボでした。BとDとEを使えばオレンジメイクができそうです。Cはかなりフューシャ・ピンクですが、Cからまぶたに乗せて上から薄い色を重ねると良いのかも。
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次に下2段を。こちらは秋色、締め色、彩度の低いシャドウが揃っています。見た目より薄付きで、どれも使いやすそうです。アイライナーもう使わなくてもいいかも。一番のヒットはLのブルーグレー。これは購入前は「見た目が水色過ぎてこれだけ捨て色になるかもなあ」と思っていました、が、文字通り蓋を開けてみればLはうっすらとしたブルー・グレー色。先月からグレーアイシャドウにハマっている私としては当たり色になりました。
なんか下段の写真だけ見ていると難しそうな色目に見えますね。けど上2段と同時に見ると会心のカラーメイクが出来上がりそうな予感がする不思議。
試しにCのフューシャピンクとPのブラックを重ねてみたところ、絶妙に可愛い締め色になりました。

このパレットはパレット自体にかなり中毒性あります、これ書いてる間にもシャドウの組み合わせのことばかり考えてしまいます。
さすがラガーフェルド。さすがファッションデザイナーの巨匠。
「パーソナルカラー?季節?関係ないですよ好きな色ぬればいいでしょう。知らんがな。今日と明日は違う気分の日に決まってるだろ」
そんなガッツと勇気をもらえるパレットです。本当に買ってよかった。こんな痺れるメッセージは巨匠にしか発信できない。わかったわ、私、明日からしがらまない。流行というしがらみからの解放。ラガーフェルドの名前は必要でした。美の巨匠に合掌。