【雑誌】LDK

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最近、コンビニ棚で幅を利かせるようになった雑誌、LDK

ddnavi.com

 

この雑誌の自称「その道に詳しい辛口批評主婦」の人たち、DeNAで叩かれたキュレーターライターやってそうと思ってしまうレイアウトのダサさ。あと、コレはアウトじゃないけどヤバさ80%くらいあるよなと思うのが「本家より安いのに良い品」という商品紹介の仕方

この雑誌の編集者と主婦たちは、発想がアニメ二次創作オタクと一緒だ

安くて良い物を紹介してるんだと言いつつ、野田琺瑯永谷園など商品の本家がどれだけ長い間、商品の面子を大事に育ててきたか、まるで理解しない紹介方法が、コミケでエロ本描きさえすれば売れると思ってるアニオタにすごい似てる。

 

LDKは「ほんとお前ら子育てする主婦かよ」と浅ましさを感じてしまう、逸品の雑誌だ。

 

世の中、ブランドに似せたフェイクグッズやフェイク服やフェイクコスメは山ほどあるけど、買う方は「本家の高額品は手が届かないし、使用頻度を考えてこれで充分」と謙虚に買うのが廉価品の良さなんじゃないか

その辺のメーカーの意匠やブランド育成してきた名誉に一かけらも配慮がない紹介文章を乗せてドヤ顔してるから、この雑誌嫌いなのだ

そんなに好きならニトリと無印とIKEAさん出資して下さい」と素直にインタビューで言え。

マーケティングでも、マーケットイン・プロダクトアウトという概念があるけど、「言いたい事は全部乗せたいんです!」と言っちゃうこの雑誌は、「情報商材のプロダクトアウト」だ。

なのにあたかもマーケットイン風に自分達を語りやがるので、マジで性質悪いなと思っている。

その辺のイライラを割り引いて情報を得なくてはならない雑誌なので、雑誌収入だけでやってくとか言わないで欲しいわけですよ。630円もするんだよ。この編集者共へのイライラ代だけでマイナス300円くらいするよ。

 

ある程度の代理店通して広告入れた方がいいんじゃない?と思うのはこういう時だ。

彼らは、言葉や文章などの情報商材のいろはを持ってるからだ。

 

信念は大事だけど、この人たちはビジネス学習とか勉強は本当にできないんだな、と、しみじみ伝わる雑誌としては、良書じゃなかろうか。

 

だけど、この人たちはオリンピックエンブレムについては、ネットで叩いてんだろうなー

善良で弱者のいち主婦っておいしいねー

【ヘアケア】ボタニスト シャンプー&トリートメント

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最近、ネットでも薬局店頭でもアフィリエイトごりごり推しの

ボタニスト シャンプー&トリートメント

 

でもこれ、日によってはフケが出る

 

ヘアケア界の一部では近年「シリコン vs ノンシリコン」という戦争が起きており、ノンシリコンは自然派!ノンシリコンは髪にいい!という触れ込みで新商品を売りつけてやろう、という仕掛けです。

で、ノンシリコンは良いんですが、このボタニストについては「ネットの販促仕掛けが(恐らく)失敗するであろうケーススタディ」として興味深いです

 

実際フケ出たし

 

どこかのレビューでは「二度洗いすると大丈夫!」と書いてあったりするけど、そんなものは「使いはじめたらブツブツが出るのはお肌の調子がよくなってる証拠です!」とか言っちゃう化粧水界と同じくらい、まやかしだと思っている 

というのも、今まで普通の市販品で間に合っていたのに、「ノンシリコンで~自然派で~ビンカンでセンサイな貴女にピッタリよ~」という幻想を販売しておいて、結果として「場合によっては二度洗い」という手間が生じた時点で、起こる心理的マイナス作用が半端無いのである

 

働く一般女性の感覚では、コスメとシャンプーでは、シャンプーの方が「かけていい工数の度合」が比較的低い

細かいタスクに分解した時「後出しで2度洗いが頻発する」この商品は「邪魔」なのである

中身的にはモイストダイアンの方が性能が良かったです(ノンシリコン)

モイストダイアンはオシャレ感あるパッケージであるが、いい仕事する(そして割安)

ボタニストは、白のイメージが悪くなる点においても、ほんともうやめてくださいっていう商品だ

5年後残る商品になるか、疑問である

 

化粧美容界では、このように「清純なフリをしてゴリ推しで売る」という、どこかのアイドルグループのような手法が頻繁に取られている

消費者側も「イメージを買うのか」「機能を買うのか」「値段を買うのか」ハッキリする努力をすべき、という良いケース

女性ユーザーは特に、この辺を常に曖昧にしてオノマトペで語る傾向にあるので、注意したい

【コスメ】インテグレート マイクロスリムアイブロー

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家電やPCやスマホも、今や新規で安いか否かより「後続機への移行がしやすいか否か」の方が、真価を問われる昨今、メイク品とて例外ではありません。

(よって若人と新規購入者のバズレビューは、時にネットにおいてマイナス査定)

 

粉式のアイブローが苦手で、長い間エレガンスのアイブロースリムを使用していたけど、カートリッジだけで¥1,800と、いい値段しやがります。

しかし、中々この細さと芯の書き心地をコピーしてくれる廉価品が出てこなかったので、時折プチプラ品を買っては「芯の質が悪すぎて、書けないのに眉が痛い」という失敗を繰り返すこと数回、いいのが沸いて出てきた。


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上段:Elégance アイブロースリム

下段:インテグレート マイクロスリムアイブロ―

 

インテグレートのマイクロスリムアイブロ―はエレガンスと同じカートリッジ式

そのカートリッジのお値段は¥600

エレガンスのBR21がインテグレートではGY941の互換性

どちらも芯は堅すぎず柔らかすぎず、ほどよい書き心地で、眉を書いてる最中にボキっと折れる事もなく、細さゆえにはみ出しても指と付属ブラシで修正可能、麺棒いらずという逸品

 

エレガンスBR21、何回リピしたか分かんないほどです

マイ眉を半生綴り続けたエレガンス、ありがとう

でもインテグレートは足が早くてすぐ品物回転させちゃうから、廃盤にしないで!

 

 

 

 

【コスメ】エスポルールグロス

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エスポルールは、最早ダイソーコスメ売り場のキラーコンテンツと化している。
現代コスメ戦略のケーススタディとしても「ものすごく」興味あるブランドである。


エスポルールの歩み

ダイソーで100円で買える脅威の47色展開ネイルカラー

SNSの女子の間で話題沸騰

ホルムアルデヒドの検出により自主回収

日本製となって、不死鳥のごとく全36色復活

ファン歓喜、すぐSNSでネタにする

絶賛アイテム多展開中 ←イマココ
・ハンドクリーム
・リップグロス(スティック)
・リップグロス(練り状)
・リップグロス(チュープポンプ式)
・リップスティック
・スプレーファンデーション
・固形ファンデーション
・チューブファンデーション
・アイカラー
・フレグランス

知ってるだけでも、これだけアイテム展開している
そして、この日本人好みのストーリーどうよ(失敗と苦労と復活)

OEMがどうなってるのか、ダイソー系の人が仕掛けてるのか、「ついで買い」誘引効果がどうなのか、広告費としても興味深い
学生ファンもSNSで騒いでお面と爪塗るだけじゃなくて、もっと卒論とかで深堀りして下さいよ

というわけで、100円エスポルールグロスのパフォーマンスを最大限に引きだす組み合わせを研究してみた(むしろ100均アイテムが主役並み)

エスポルール コーラル

INTEGRATE GRACY リップスティック 31番

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インテグレートグレーシーの31番は、通称「桜色」
こちらも恋コスメという触れ込みで、単体で話題になるほどのアイテム

蛇足:恋コスメとは
元々は多分、エクセル(EXCEL)デュアルアイシャドウD05 ピンクミラージュ(通称:ピンミラ)から派生したコスメ群
2010年頃には既に一部のネットで「ピンミラを使ってメイクすると恋が成就する」等の都市伝説が出ていた
転じて、メーカーの枠を超え「このコスメアイテムを使うと恋が叶うよ!」という迷信を用いて宣伝される化粧品のことを恋コスメと言う

話を戻して
エスポルールグロスも、31番桜リップも
1. 単体使いでは薄つきで、持ちが悪い
2. 発色自体はどぎついものではなく、色白お嬢様系のピンク
3. コンパクトサイズでポーチの収まりが良い
4. うるおい感と艶感があり唇がガサガサにならない
5. エアコン室内で固まってボロボロになりにくい
という共通点アリ

組み合わせると、うる艶感を倍速させつつ、わざわざ化粧室に行かなくてもその場でササっと手直しができる軽さがあり、男性が好きそうな「攻撃感が無いソフトピンク」な唇が完成します

【コスメ】Visse AVANT シングルアイカラー

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Visse AVANT シングルアイカラー

 

粉質 しっとりしてて付きがよい

色持ち 一日持つか持たないか(夏は落ちやすいかも)

発色 よい。見た目はケバいけど、つけると使いやすい色が多い

 

このシリーズは、

色の明度のハイ・ロウ

色の彩度のハイ・ロウ

更に、ヌードマット・パール・ラメとそれぞれ違うので

アイカラ―ベースだけ欲しい初心者さんからエッジの効いたマイパレット作りたい上級者さんまで、幅広くカバーしててコンセプトが好きなやつ。

 

しかも1つ800円で、良心的。

きちんとベーシックに使えるので、モードキレキレなローラのスモーキーメイクにビビらず試してみると良いです。

 

↓4色パレットにしてみた

 

2番FAITHFUL

ラメパール無しのマットベージュ、ベース・目頭・涙袋

ケバくない、肌馴染みいい、手持ちの他のアイテムとも組み合わせやすい、切開メイクラインに入れると浮かずに日常使いできる

 

6番COSMO PRISM

ラメ入り明るいシルバー、乗せ色

人気色らしいが、これほんとラメ大きい。

アイメイクをした一番最後に、鼻スジ側のまぶたに人差し指分だけ、サっと乗せます

 

15番UNDER THE MOON

パール入ったグレー、アイライン用

この色が一番ヒットだった

暖色よりのグレーで、見た目よりキツくならない、アイラインに沿って幅広めに引きます

 

18番NEO ANTIQUE

パール入ったココア色、〆色に使ってみた

目尻に入れると、上は15番とのグラデーションがきれい。下は2番とのコントラストがハッキリして、たれ目メイクも作りやすいでしょう

別の組み合わせでアイラインにも引いてみたい


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