【肌活】油分と二酸化チタンと粉と練りを駆使して紫外線と凹凸を制す

自作BBクリームは相変わらず調子が良いですが、朝からクリームとお粉を練りねりして塗るのがめんどくさくなって参りました。
少しズボラショートカットをしたくなり、ベージュクリームを作りました。
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レシピ。

 二酸化チタン(粉末)
 微粒子酸化亜鉛(粉末)
 パウダーファンデーション(粉末)
 チャコットフェイスパウダー(クリア)
 イニスフリー シングルマットシャドウ(粉末)
 自作日焼け止めクリーム
 自作オリブ油乳液
 吸着精製ラノリン
 ほか、余ったフィフロークリームなど


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作り方の練習中なのと手持ちを早く消費したいこともあり、レシピの組み合わせが何それ的なものになっております。というのも二酸化チタンの白浮きをコントロールするために紫外線カット有効成分以外に、粉の透過性を粉で調整するということをしていて、そのためにチャコットのクリアパウダーやイニスフリーのマットアイシャドウを混ぜちゃってます。原理的には同じなので.....。
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スウォッチですが塗ってない肌を撮れなかったので出来上がり雰囲気で。
二酸化チタンは中々きれいに溶けきらず、毎回ダマになってしまいます。今回もダマ気味。でも塗ると程よく馴染んでキメの粗さを整えてくれました。どういうことか、二酸化チタンは白いだけじゃなくて油分と混ぜてスポンジで叩くように塗ると肌表面のキメと毛穴をめちゃくちゃ整えてくれます。これが自作コスメで外せない理由で、他の粒子だとこの丁度いい凹凸補正にならなくて、微妙にダマになって溶け切らない二酸化チタンを塗った時に限ってこの効果が得られる。トイカメラ効果と言うのか、雑な混ざり具合で平に慣らした時に毛穴をボカしてくれるという。しかもこの方法で塗ると結構保ちがよくて崩れにくいとくれば、多少の白浮きも気にせずバンバン使っています。
グリセリンフリーにしてからパウダーファンデを全然使わなくなり、クッションもリキッドもファンデの色で選んでいたので全く気がつきませんでしたが肌ってキメや毛穴を整えてあげる、ただそれだけでメチャクチャ良く見える。もちろんYouTuberみたいな動画にも耐えられるほどのレベルかどうかは自分でわかりませんが、ファンデーションを色じゃなくて粒子と毛穴の相性で選ぶという発想はもっとあっていいように思いました。
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ちなみに厚めに塗り比べ。左がミシャBBで右が自作BBです。
これだけ見ると自作は白いですよね。でもミシャと自作をスポンジトントンで塗ると、塗った後は自作BBの方が上手く凹凸がカバーされるんです。本当です。なんでだろう。粉が溶けきってないからかな。自分がMAXパワーでメイクしてた頃を殆ど思い出せませんが、自作BBだとうっかりソファで寝てしまっても肌荒れしないし馴染んでしまうとソファにファンデ汚れもつかないのでなんだかんだお気に入り。今回はオイルじゃなくてラノリンにしてみましたが崩れ方や保ちは検証していきます。

あと二酸化チタンの危険性についてですが、自分なりに色々調べてみたところ、二酸化チタンの成分の危険性じゃなくて粉塵のことを言ってるの?としか思えなかったので、クリーム状で使用してるし吸収剤についても野外勤務の方並みの線量を浴びているわけではないので、特に気にせず使用しています。
とはいえ自作して改めて自分にはファンデーションと言うより、紫外線カットと油分量の調整と肌表面の凹凸を整えることを重視したベースメイクの方が24時間快適だしカラーメイクと喧嘩することもなく作るのは多少めんどいですが使用期間中はクレンジングも楽で何も考えなくていいので、なるべく素をよくするケアを続けようと思います。この辺の試行錯誤はメンズスキンケアに応用効きそうで楽しみ。
自分が作ってる肌活の自作コスメは一体なんなのかなあとまた考えたのですが、リペアコスメっていうのが一番しっくりきました。