化粧水も乳液も使いきり一歩手前のものがあったので適当に混ぜてシアバターなテイストを加えたクリームを自作しました。トキメキも何もないパケに雑なラベルですが中身にはときめいてますよ。
保湿クリームはホイップ状を狙ったのですが冷やしながら混ぜる工程を端折ったのでちょっと乳化不足。でも自作なので気にしない。美白クリームは基材に自作乳液を使ったのでビックリするほど滑らかに仕上がりました。
保湿クリームのオイルはスクワラン（植物）
美白クリームのオイルはオリブ油（日本薬局方）
だいたい同じ基材でだいたい同じ工程で作って見た目も似てますが使い心地は違っていて、保湿はスクワランのエモリエント効果を実感できて、美白はビタミンC誘導体が入ってるのでサラっとしたあとにオリブ油のモッタリ感があります。本来は軟膏用ですし。自作の良いところは自分が一番何が・どのくらい入ってるか熟知しているので、髪・顔・身体と目的別に使い分けなくてもコスパ的にも成分的にも何を気にすることもなく色々使えるって所です。
なので美白クリームを美白なのにクレンジングとして使ってみました。
→だいたい落ちる。
眉も肌も口紅もくるくるで落ちる。UZUのアイライナーとマスカラはくるくるクレンジングでも若干残る。お風呂上がりに仕上げにコットンで目周りだけ拭き取ると完全に落ちました。ちょうどクレンジグなくなりかけでしたが、面倒なので自作のこのクリームを使おうと思います。馬油より使用感好きなやつに仕上がってました。もしかして私には動物性油は重いのしれません。あ、でも椿はモッタリしすぎるな。椿も馬油も全く肌にも髪にも問題ないですよ。ただ浸透が遅くて使用感がモッタリしてるって、それだけです。
次に美白クリームを身体に塗ってみました。塗りたては浮く感じ。1時間くらいで肌に吸収されて馴染みました。これから静電気という大敵が来る季節までに経過をチェックしたい。
保湿はもうスクワランがいい仕事をしてくれまして、顔、ひじ、腕や下半身の気になる所に部分塗りをすると狙いどおりの肌触りです。なんなら髪も塗れるかも。やっぱり美白みたいにビタミンC誘導体など美白系成分を入れるとクリームでも乾き感あります。なので私の自作化粧水は保湿もりもりが基本です。
いつもの化粧水の材料たち。フラーレンはリピジュアにしたり完全に気分です。キサンタンガムは個人的に手にとって飛び散らずに伸ばす塗り方が好きなので入れてます。クリームも乳液もこれを基材にしてます。何度も言いますが抜きたいのはグリセリンだけなので乳化ワックスもBGも多少長持ちさせるために使います。そんなにバケガクに詳しくないので成分同士相殺することがあるかもしれませんが、配合分量だけは順守してます。これでひと夏トラブルはなかったのでしばらくこのラクチン法にしときます。
ただ昔と違って今の生活環境はエアコンを自分がコントロールできるのでOKなのかもしれません。エアコンをコントロールできない環境だと保水が大丈夫かどうか怪しいと自分でも思います。
それにしてもスクワランはサメもサトウキビもどっちもすごいな。
