【コスメ】資生堂 ルージュルージュ ピコ しょこら

気分で決めるmemo blog

 

久しぶりに百貨店のカウンターでコスメ買いました。

資生堂 ルージュピコ しょこら BR602 (2月限定品)
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ピコは飴細工をテーマにしたシリーズだそうで、5月まで毎月限定品が出ます。

最初WEBで見た時は紅姫(RD716)がいいなあと思ってタッチアップしに行ったら、実際につけてみてホントに気に入ったのはしょこらの方でした。今の所、私にはシックリ来すぎて、文句のつけようの無い一品です。

まずやっぱり、品質がよくてなめらかな塗りあがり。若干ラメが入ってますが、唇を上下合わせて擦ってみて引っかかりが一切ありません。そのラメもツヤツヤに見せる効果はあっても、ラメ感全然分からないです。

チェンジャータイプで、写真で見るとマットな濃いブラウンに見えるのですが、塗ると透け感があって濃い色なのに唇の透明感が上がります。これはビックリ。なので、手持ちのリップに重ね塗りもできます。私の場合、手持ちのローズリップに重ねて塗ったら、立体感ていうんですかね、奥行きのある色味になって、年相応のホントに大人っぽい色になりました。これは嬉しい。久しぶりに突き抜けて感動の領域でした。

更に、単体でも充分唇をきれいに見せてくれました。BAさんが「これ、本当に薄い色なんですけどお客様は濃く発色しますね?」と言われたので、単体で威力見せるのは、人によるんだと思います。

最後に、このミニサイズと落ち着いた黒パケ。ミニなのにオトナリップ。エッセンスコンクルージュが黒パケで中身のグレードも超アップして帰ってきた感。(実際、リップの品質は比べものにならない)

欲を言えば、ティントじゃないし、やっぱり落ちやすいですかね。でもほんの僅かな欠点です。このしょこら定番にならないかなあ。3月限定も期待大です。

www.shiseido.co.jp

 

ミニサイズ、ほんと好きです。大きさ、自分の手持ち比でこの通りです。

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気を抜くとポーチで行方不明なのですが、逆に結婚式のお呼ばれとかバッグ自体が小さめになる場所では大活躍すると思います。

 

【蛇足】

資生堂は中期計画でグローバル化の方向を宣言してますが、ハイブランドの中でいくつか「THE・和風」のブランドラインを投下してきていることが非常に興味深いです。現在、国内売上はKOSEに第一位の座を譲っていますが、KOSEは海外ブランドの買収で売上を伸ばしており、基本的にコンセプトと売り出しイメージは「欧米物のまき直し」です。一番目立っているティーン向けブランド「VISE」については「フェミニンカワイイ日本女性」「クールカワイイ日本女性」更に「ハイブランドとは言えない価格帯だけれど、大多数の消費者に所持の中流満足を与えるブランディング」でうまいな、と思ってますが、そのKOSEもいくら売上第一位だとしても、「伝統純正日本女性」いわゆる「大和撫子」はブランディングできないでしょう。

この辺、資生堂の長年培ってきたブランディング力が濃縮されていて「あー、装苑とかVOGUEレベルで一から畑開拓で戦ってるんだな」と思います。更に、海外では日本国内のように「丸目タヌキアイかわいい」より、普通に純アジアの顔立ちの方が美しいという基準です。この価値観は10年後か20年後かに逆輸入されて、二重か一重かで悩んでイマイチ、オシャレと女性であることを楽しめなかった人たちを、いつか救うんだろうなあと思います。

 

と、言いつつ企業体としては俄然、アモーレパシフィックが気になりすぎてる私です。アモーレパシフィックの良い所は、薬用研究集団なところだよ!