【整頓】コスメが思想公害になる瞬間

気分で決めるmemo blog

 

ネット社会になって、単純なコスメ好きな人が思想公害に代わる瞬間をよくみかけます。
思想公害っていうのは、私が勝手につけた名称ですが、ようするに自分の価値観と相入れない市場動向やヒット商品が発生した時に、国や業界レベルで公に貶めることを言ってます。少し前なら花王不買主張者、いまは韓国コスメ排斥主張者と成分執着者を主に思想公害と位置付けてます。

 

例)
A子さん「私は〇〇ブランドのリップ、色が合わなくて使えなかったわ」 → 許される
B子さん「吹き出物ができやすい方だから、界面活性剤が無い方を選ぶわ」 → 許される
C子さん「▲▲メーカーの白斑トラブル、実は私もなの。嫌な思いをして、私はもう買いたくない」 → 許される

 

1子さん「××って成分、ダメだって。肌には〇〇じゃなきゃダメよ。あなたもやめなさい。コミュ作るわ」 → 許されない
2子さん「日本は技術大国なのよ、国産が一番よ、韓国なんて絶対悪いものに決まってるわ、買うのをやめてね、書き込みで啓蒙するわ(でもヨーロッパブランドは買うわ)」→ 許されない

 

大きな相違点として「自分だけの購買決断範囲に留めているか否か」「相手の決断する権利を侵害していないか否か」
ここが私個人の思想公害者判定のポイントです。
ちなみに「思想犯」は政治犯の一種なので、役職権利も無いのに特定領域に経済が動くように画策するのは、やはり思想公害だと思うわけです。
この自分だけの価値観か否か、成年他者の価値観を押し付けをもって改ざんしようとしているか否か、というのはコスメに限らず多くの場所でチラホラ見受けられます。

 

コスメはBtoCの商材であり限りなくパーソナルなアイテムである以上、しがらみで購入するということはしないし、どの国であろうと自分に合えば買うというスタンスなので、推奨ではなくあたかも相手に決断させるかのような意図的な価値観の流布は、やっぱり受け入れられないと思うわけです。
ちなみに薬事成分や人体への成分については海外であれば許諾範囲が違うのは当然なのですが、その基準であれば欧州ブランドだろうが韓国ブランドだろうがアメリカブランドだろうがロシアブランドだろうが、基本的に同じなわけです。でも、欧州ブランドには本来のコスメの性能に関わらない移送費や美人を活用した巨額な宣伝費が価格に乗せられている事を考慮すべきです。価格の高さがコスメ本来の性能価値というわけではない。

 

まだまだ詳細項目はあるけども、眠くなってきたので寝る。