気分で決めるmemo blog
ネットで極力「チャット的な」コミュニケーションを排除するようになって、早5年ほどたちます。
インターネットには驚くほど自分本位の解釈しかしない人、「誤読してる(誤解ですよ)よ」と返信すると謝るどころか畳み掛けるように怒る人(煽る人)が多数います。びっくりする。
インターネットでも現実でも一番厄介なのは、温度差の違い。
現実の場合お互い公共の場で目の前にいたりするので見えにくいけど、インターネットは見えてない分、相手と自分の温度差やツボの違い(どこを拾うか)が如実に鮮明に出てくる。
元々読解力が無い人や、してきた経験が違い過ぎる人と文章のやり取りをすると、相手は「思い込みの塊」と化すので、意思疎通はできません。その代表例がミラーリング。
ミラーリングとは、少しでもムカついたら相手の言動をコピーしてやり返すという、意味が分からない行動です。
実は私はミラーリングする人が大嫌い。
しかし、Google先生はこんなページを延々検索の世界に垂れ流しているのです。
ミラーリングとは【好意を伝える聞き方テクニック】 | 恋愛心理テクニックで人を見抜く方法
好意伝わってませんから。むしろ悪意しか感じません。
改めて、アホみたいにスマホを普及させたハードウェア界隈と、インターネット企業と、ネット特有の陰湿な匿名文化と、違う価値観からの新規流入を掛け合わせると闇がすげえ。と思います。
上記のページを読むと「ミラーリングは好意を伝える手段」と書かれていますが、実際されると「気持ち悪いな」としか感じません。そもそも、ミラーリングを好意的に受け取るに充分な交友期間が持たれてないからです。
これが学生さんのように1年くらい同じクラスで毎日お弁当を一緒に食べて、家族や趣味の話をしている中で「そのリップかわいいね!」「私も今度一緒の買おうかな~」というような流れなら、好意は伝わると思います。
それでも、(え!?このリップは私がお店探し回って10本目に見つけた労力かけたリップなのに、手抜いてマネすんの!?この子最悪)と思われる時は、思われる。
その前提を思いっきり無視して書かれた安易なページも、Googleさんは「検証不能」で垂れ流していきます。
そしてこれを鵜呑みにした「何も分かってない男性」「自分が上位だと思ってる同性」が誤読してミラーリングして相手に不快感が芽生えそれは解消されることはなく嫌な記憶だけが蓄積されていくのでした。
(個人の範囲で)ミラーリングする人の特徴としては
・周囲を思いっきり「男性」か「女性」かでしか分けない。
・周囲を思いっきり「年上」か「年下」でしか分けない。
・周囲を思いっきり「共感」か「非共感」でしか分けない。
・ネットコミュニケーションの訓練が足りていない。
・リアルの感覚をそのままネットに持ち込む。
・読解力や経験力が無い。
こういう傾向にあるようです。
ちょっと話は代わりますが、「察しが良い人」「1を聞いて10を知る人」は、社会や他者からの評価が高い傾向にありますが、LINEなどのネットコミュニケーション時代においてはむしろ誤解しか産まない悪じゃないか?と感じる時があります。
色々さきまわって思いやってるフリをするより、「〇〇ってどういう意味だった?」とか「そこが言いたい事じゃなかったんだ、間違えてたよ」などとちゃんと会話をすることの方が重要ではないでしょうか。
でもFaceBookやTwitterやInstagramで「お友達が1000人以上いる」ことにしか価値がないとテレビに言いふらされてる今の時代では、難しいことだろうなあと思った次第。
・インターネットの世界ではあなたが社長だろうと乞食だろうと、見分けはつかない。
・自己創設ののれん(肩書き美貌)の証明はできません←分かる人だけ分かって下さい。
・勝手に自分の中で、言外を分かったフリをしない。たいてい外れており、相手を不愉快にさせるだけ。