気分で決めるmemo blog
エスポルールは、最早ダイソーコスメ売り場のキラーコンテンツと化している。
現代コスメ戦略のケーススタディとしても「ものすごく」興味あるブランドである。
■エスポルールの歩み
ダイソーで100円で買える脅威の47色展開ネイルカラー
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SNSの女子の間で話題沸騰
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ホルムアルデヒドの検出により自主回収
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日本製となって、不死鳥のごとく全36色復活
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ファン歓喜、すぐSNSでネタにする
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絶賛アイテム多展開中 ←イマココ
・ハンドクリーム
・リップグロス(スティック)
・リップグロス(練り状)
・リップグロス(チュープポンプ式)
・リップスティック
・スプレーファンデーション
・固形ファンデーション
・チューブファンデーション
・アイカラー
・フレグランス
知ってるだけでも、これだけアイテム展開している
そして、この日本人好みのストーリーどうよ(失敗と苦労と復活)
OEMがどうなってるのか、ダイソー系の人が仕掛けてるのか、「ついで買い」誘引効果がどうなのか、広告費としても興味深い
学生ファンもSNSで騒いでお面と爪塗るだけじゃなくて、もっと卒論とかで深堀りして下さいよ
というわけで、100円エスポルールグロスのパフォーマンスを最大限に引きだす組み合わせを研究してみた(むしろ100均アイテムが主役並み)
エスポルール コーラル
+
INTEGRATE GRACY リップスティック 31番
インテグレートグレーシーの31番は、通称「桜色」
こちらも恋コスメという触れ込みで、単体で話題になるほどのアイテム
蛇足:恋コスメとは
元々は多分、エクセル(EXCEL)デュアルアイシャドウD05 ピンクミラージュ(通称:ピンミラ)から派生したコスメ群
2010年頃には既に一部のネットで「ピンミラを使ってメイクすると恋が成就する」等の都市伝説が出ていた
転じて、メーカーの枠を超え「このコスメアイテムを使うと恋が叶うよ!」という迷信を用いて宣伝される化粧品のことを恋コスメと言う
話を戻して
エスポルールグロスも、31番桜リップも
1. 単体使いでは薄つきで、持ちが悪い
2. 発色自体はどぎついものではなく、色白お嬢様系のピンク
3. コンパクトサイズでポーチの収まりが良い
4. うるおい感と艶感があり唇がガサガサにならない
5. エアコン室内で固まってボロボロになりにくい
という共通点アリ
組み合わせると、うる艶感を倍速させつつ、わざわざ化粧室に行かなくてもその場でササっと手直しができる軽さがあり、男性が好きそうな「攻撃感が無いソフトピンク」な唇が完成します